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米銀行大手のウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)は、第4四半期の収益を1月13日金曜日(現地時間)の午前8時にリリースする予定だ。
同行は、ブルームバーグが集計したアナリスト予測に基づき、1株当り利益を1ドル、売上高を224.4億ドルと予想している。
不正会計事件(一部の従業員が顧客に無断で不正に口座を開設していた問題)が発覚して以来。 9月には、顧客情報がなくても200万もの小売関係の小切手、およびクレジットカード口座を開設できるようにしたことで規制当局と和解した。
発覚後、元CEOのジョン・スタンプ(John Stumpf)氏は2回の議会審問に直面し、最終的に辞任し、CEO職は長期間同行のディレクターを務めてきたティモシー・スローン(Tim Sloan)氏に取って代わった。さらに、偽造の口座の実務が2011年よりはるかに早くに開始されたかもしれない不正行為や、暴露を報告しようとした従業員に対する不公平な慣行の疑いに直面している。
ウェルズ・ファーゴは、小売の銀行業に従事する従業員の売上目標の排除、情報なしでアカウントを開設した人の払い戻し、イメージを回復するためのプレスキャンペーンなど、問題を解決するための措置をとっている。
それにもかかわらず、ウェルズ・ファーゴは、このスキャンダルによって、新規口座開設が10月に前年比44%、11月に41%減少し、数カ月で大幅に減少幅となった。
[原文:Here comes Wells Fargo... (WFC)]
(翻訳:蓮)