Reuters/Fred Greaves
Amazonは12日(現地時間)、今後1年半で「フルタイム、福利厚生完備」のスタッフを新たに10万人以上採用すると発表した。
これにより同社は、2018年半ばまでにアメリカ国内の従業員を28万人以上に増やす。
CEOのジェフ・べゾス氏は「イノベーションはAmazonにおける基本理念の1つだ。イノベーションを通してアメリカで何十万もの雇用を生み出してきた」とコメントした。
新しい採用の多くは、同社の新しい発送拠点において行われ、エンジニアリングからソフトウェア開発まで多岐に渡る。また、同社は過去5年間でアメリカ国内の従業員を15万人増やしたことも強調した。
この発表は、雇用や生産を海外に移すという他社の計画にトランプ次期大統領が反発、攻撃した後に行われた。
Amazonは発送拠点における自動化も推進している。Seattle Timesによれば、同社は2016年に発送拠点におけるロボットの数を前年比で50%増やし、その数は4万5000台に上った。
[原文:Amazon says it will create 100,000 full-time, full-benefit jobs in the US]
(翻訳:一柳優心)