トランプ次期米大統領
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トランプ次期米大統領の支持率は過去に調査された政権移行期の支持率の中でもっとも低いと、13日金曜日、調査会社ギャラップが発表した。
支持率は44%で、実に51%が次期大統領を支持しないと答えた。調査は就任式の2週間前に行われた。
支持率は、12月中旬の支持48%、不支持48%からさらに低下した。
トランプ氏の政権移行期の支持率は、過去3人の大統領の同時期の数字よりもかなり低い。
オバマ大統領は83%という驚異的な支持率を記録、不支持はわずか12%だった。ブッシュ氏は支持61%、不支持25%、クリントン氏は支持68%、不支持18%だった。
次期大統領の支持率を細かく見ると、民主党支持層の支持率は12月の17%から13%に低下した。無党派層の支持率は劇的に下がり、先月だけで46%から33%にまで落ち込んだ。
またトランプ氏の閣僚人事に対しても、44%が否定的に捉えている。これは異例に高い数字だ。過去3人の大統領(オバマ、ブッシュ、クリントン)は、この時期に、この質問で13%以上の否定的な回答を得たことはない。
この調査は1月4日から8日にかけて、無作為に選ばれた1032人の18歳以上の男女を対象に行われた。4%の誤差を見込む。
[原文:Trump is set to begin his presidency with a historically low approval rating]
(翻訳:日山加奈子)