ロックバンドの「3 Doors Down」など保守派が多い地域出身のアーティストが多くなりそうだ
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トランプ次期米大統領の就任式に出演を予定しているアーティストのリストが更新された。
BillboardとCNNでの報道を受けて、就任式委員会が発表したところによると、カントリーアーティストのトビー・キース(Toby Keith)と、リー・グリーンウッド(Lee Greenwood)ら、そして、ロックバンドの「3 Doors Down」が、1月19日、就任式の前座となるコンサートをリンカーン記念堂で行う予定だ。 この公演は「The Make America Great Again! Welcome Celebration.」と呼ばれている。
3 Doors Downは、2000年のヒット曲「Kryptonite」がもっとも有名だ。
他にも、ブロードウェーの舞台で活躍する歌手ジェニファー・ホリデー(Jennifer Holliday)や、 ピアノ・ガイズ(The Piano Guys)、The Frontmen of Countryなどのアーティストや音楽グループが出演する。
選挙の時からトランプ氏を支持していた俳優ジョン・ボイト(Jon Voight)も、就任式のイベントに登場するようだ。
他にも、人気のオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(America's Got Talent)」で知られる歌手ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)、ダンスカンパニーのザ・ロケッツ(the Rockettes)、モルモン タバナクル合唱団(the Mormon Tabernacle Choir)などの出演が決まっている。
一方、エルトン・ジョン、セリーヌ・ディオン、Kissなどの大物アーティストたちの多くが、トランプ次期大統領の就任式への出演依頼を拒否したことが一部で報道されている。
トランプ次期大統領は、「 大統領就任式にわたしが望んでいるのは、いわゆる大物のセレブではなく、一般の人々だ!」とツイートした。
(編集部注:ジェニファー・ホリデーはその後、ファンの反発を受け、出演を取りやめると発表した)
[原文:Here's everyone who's performing at Trump's inauguration]
(翻訳:にこぱん)