今が転職のタイミング? 自分の隠された本音が分かる4つの質問

小休止する男性

Roberto Westbrook/GettyImages

どんなに素晴らしい時期にも、やがて終わりが訪れるものだ。

時として、それはかつて愛してやまなかった仕事に満足できなくなり、職場を去ることを意味する。 職場での状況が芳しくないだけかもしれない。同じ職務では物足りなくなっただけかもしれない。いずれにしても自分の心に問いかけることが大切だと『Finding Success in Balance: My Journey to The Cheerful Mind』の著者であるエイプリル・サラーテ・シュロイター氏(Apryl Zarate Schlueter)はBusiness Insiderに語った。

「燃えるような情熱が心の中にあるにもかかわらず、多くの人はその心の声を見過ごしています。かつての私もそうでした。恐怖心だったり、目指す所へたどり着くための明確な道が見えないことがその原因です。自分の心の声に耳を傾けてみることをお勧めします」

だが、自分の心の声だけでは心もとない、とあなたは感じているかも知れない。今が転職するのに良い時期かどうかを見極めるためのいくつかの指針があるので参考にしてほしい。


1. チャレンジがない

「今の仕事に満足できない」と感じる最も分かりやすい兆候は恐らくこれだろう。

職場環境の専門家であり、『Tame Your Terrible Office Tyrant: How to Manage Childish Boss Behavior and Thrive in Your Job』の著者であるリン・テイラー(Lynn Taylor)氏は「何かを学んでいるという気にも、何かに挑戦しているような気にもなれない状態です」と言う。

「映画『恋はデジャ・ブ』の主人公のような停滞感を常に感じている場合です」

誰しも退屈に思うことは時折あるが、停滞感が定期的にあり、仕事に行くことが面倒に感じられるほどの状態だ。

「問題解決の方法がルーチン化し、自分の仕事を人工知能(AI)がやっても問題ないように感じる。頭を使う必要がないと感じる状態です。もちろん、あなたは長い時間をかけて今の専門知識やスキルを築き上げてきました。ですが、それらのスキルを同じように活用することを繰り返すうちに、そこに価値を感じられなくなるのです」

昇給やボーナス、魅力的なオフィスなどによりこの感情は一時的に緩和されるかも知れないが、やりがいがない、と感じている状態ではどんなインセンティブも持続的な効果は期待できない。

「残念ながら、多くの人は快適な場所から自ら脱出しようとは考えません。そして行動を起こさなかったことに対して、後悔するのです。後悔する人にならないでください」(テイラー氏)


2. 仕事にこれ以上の発展性がない

新しい船に飛び乗ることなく自分の職務内容を改善する術があるなら、その選択肢を選ぶ利点は多くある。「今の仕事は自分にとって不十分である」と感じた場合には、下記のエクササイズを行ってみるべきだ、とシュロイター氏はBusiness Insiderに語る。それにより、今の停滞感が一過性のものなのか、そうでないのかを明らかにすることができる。

  • 自分の今のスキルに基づいた理想的な仕事はどのようなものか?
  • その仕事がどんな仕事なのか、できるだけ詳細に想像してみよう。その職場であなたはどのような役割を果たし、どのくらいの給料を稼ぎ、どこで働いているだろうか。部下がいる場合は何人くらいだろうか?
  • その理想を現状と比較してみよう。マッチしている部分とギャップがある部分がどのくらいあるだろうか?
  • これらのギャップを今の役割で埋めることが可能か考えてみよう。シュロイター氏によると、今の仕事で感じる理想とのギャップが埋められないと感じれば、次の職場へ移ることを検討してもよい時期だという。

3. 理想の仕事について想像するとわくわくする

Love Your Work』の著者であるロバート・ディッキー氏はBusiness Insiderに対し、「働きたいと思う会社に転職し、新しい役割を担うことや、やりたいことを追求することを想像してわくわくするなら、次の職場に移る準備はできているはずだ」と語った。

「自分の好きなことをしている人には、タイムカードを押すために働いている人にはない『スーパーパワー』が宿っています。長時間の労働や激務に耐えうるエネルギーとスタミナはそこから生まれるのです。好きでない仕事をしている人も帳尻を合わせることはできます。ですが、好きなことをやっている人には到底かなわないでしょう。なにしろ、その人はそれを仕事だと思っていないのですから。好きなことをしているだけです。情熱を持つのはたやすいことではありませんが、情熱を持った人は周りから見てもすぐに分かります。仕事を愛する者こそがトップへと登りつめるのです。そして成功へのチャンスも多く訪れるでしょう」


4. 好条件のオファーがある

他の会社からのオファーがある、または他の業界の関係者から興味を示されている、というのはあなたが魅力的な従業員候補であることの証しであり、現在の給料、役職を離れ、新たな場所へと旅立つ準備が整っていることを示している。

「遅かれ早かれ、誰もが新たな仕事を始めるのです」とテイラー氏は言う。

「キャリアの中で、現在の職場で出世することはかなわぬ夢である、と気付くかも知れません」

「現在の仕事に満足してはいないが、どこからもオファーがない」という場合は、水面下で職探しを始めてみるのもよいだろう。だが、現在の役割での効率を落とすことなく、バランス良く職探しを行うべきだ、とテイラー氏は語る。

「あなたのスキルや経歴によりマッチした仕事は市場に必ず存在します。大切なのは快適ゾーンから一歩踏み出しリスクを取る、という行動です。本当の成長はそこから始まります」



[原文:4 signs your job isn't enough for you anymore]

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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