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4月17日月曜日(現地時間)、ニューヨークのオールバニ国際空港で、サウスウエスト航空のパイロットが銃弾の入った拳銃所持容疑で逮捕された。 保安検査場のアメリカ運輸保安局職員が、パイロットの預け入れ荷物から拳銃を発見し、近くのオールバニ郡保安官事務所へ連絡した。
運輸保安局によると、 保安検査場への銃器の持ち込みは刑事罰の対象になるほか、運輸保安局から最高1万2000ドル(約130万円)の罰金を科せられる可能性があるという。
パイロットは取り押さえられ、見つかった6発の銃弾が入った38口径の拳銃は、保安官事務所に没収された。この件に関し、サウスウエスト航空はBusiness Insiderに次のようにコメントした。
「このパイロットは、予定していたシカゴ・ミッドウェー空港へのフライトの前に、オールバニ国際空港で拘束されました。パイロットは自分の荷物に拳銃が入っていたことに、全く気付いていなかったと話しています。他の便に振り替えていただいたお客様、そして代わりのパイロットの到着までお待ちいただいたお客様には、大変ご迷惑をお掛けし、心よりお詫び申し上げます。今回の事件に関し、内部調査を行うとともに、郡保安局の捜査に協力いたします」
運輸保安局によると、このパイロットの事件で、シカゴ・ミッドウェー空港行きのフライトは4時間遅れたという。
ニューヨーク州北部連邦保安部長のバート・R・ジョンソン(Bart R. Johnson)氏は「今回の事件は、運輸保安局と献身的な警備員たちが 、空の安全を守るために日々行っている仕事の重要性を明らかにしました。オールバニ郡保安官事務所の協力には非常に感謝しています」と、コメントした。
[原文: Southwest Airlines pilot was arrested with a loaded gun at a TSA checkpoint]
(翻訳者: 時田雅子)