ユナイテッド航空の第1四半期決算、市場予想を上回る —— オーバーブッキング問題の影響は次期以降に

ユナイテッド航空

REUTERS/Louis Nastro

オーバーブッキングで乗客を飛行機から引きずり降ろした一件で批判の渦中にいるユナイテッド航空は4月17日月曜日(現地時間)、2017年第1四半期決算を発表した。 1株あたりの希薄化後の利益は0.41ドル(約45円、市場予想は0.38ドル)で、営業収入は84億2000万ドル(市場予想は83億ドル)。いずれも市場予想を上回った。

ユナイテッド航空は4月9日日曜日(現地時間)、乗客のデイビッド・ダオ氏を飛行機から強制的に降ろし、けがを負わせた。CEOオスカー・ムニョス(Oscar Munoz)氏は決算報告のリリースで、「3411便で起こった事件は、恥ずべき出来事であり、全責任は私にあります。我が社は変革が必要であり、これまで以上にお客様を中心とした運営をしていく所存です」と述べた。

投資家たちは当初、事件の影響を軽視していたが、被害者であるダオ氏が流血するビデオがソーシャルメディア上で世界中に拡散し、株価が急落。先週、同社の株価は2.6%下落した。もっとも、ユナイテッド航空の株価は過去1年間で、デルタ航空とアメリカン航空を大きく上回る21%も上昇しており、市場の反応は限定的だったと言える。決算発表前の17日のユナイテッド航空株は、2.5%高で取引を終えた。

今回の引きずり降ろし騒動は4月に発生したため、ユナイテッド航空に対するボイコット運動などの一連の批判が業績に及ぼす影響は、第2四半期の決算に反映される見込み。

ユナイテッド航空は先週、年間成長率の見通しを従来の1%〜2%から、2.5%〜3.5%に上方修正した。また、17日には、第2四半期の有効座席マイル当たりの旅客収入(PRASM)が1%〜3%の範囲で推移するとの予測を示した。同社の第1四半期の燃料費は、前年同期比28.1%増の15億6000万ドルだった。

[原文:United Airlines beats on earnings and sales (UAL)

(翻訳:Wizr)

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