北朝鮮「アメリカが軍事的な行動に出れば、全面戦争を招く」 —— 米副大統領はけん制

平壌で行われた軍事パレード

平壌で行われた軍事パレード

Reuters

北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官は、定期的にミサイル発射実験を続けるほか、アメリカが軍事的な行動に出れば「全面戦争」を招くと警告した。BBCが17日(現地時間)、インタビュー中の発言として伝えた。

BBCによると、同次官は「週、月、年ベースでさらなるミサイル実験を行う」と言明。「アメリカが軍事的手段を活用するほど向こう見ずな態度に出れば、まさにその日から全面戦争(が始まること)を意味することになる」と述べた。

核兵器で、アメリカの軍事的脅威から自国を防衛すると確信しているとも語ったという。

一方、アジア歴訪中のペンス米副大統領は17日(現地時間)、北朝鮮に対し、トランプ大統領の行動と意思に留意すべきと警告。

「世界はこの2週間に、シリアやアフガニスタンで取った行動を通じて、トランプ大統領の強さと決意を目の当たりにした。北朝鮮はトランプ大統領の決意や、この地域における米軍の強さを試すようなことはしないほうが賢明だ」ペンス副大統領は、韓国で黄教安・大統領代行との会談後、共同記者会見で語った。

ペンス副大統領と黄大統領代行は、北朝鮮による一段のミサイル発射や核実験を容認しないとの姿勢を強調。共同会見では、韓国に米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)を配備する計画を進めることを確認し、配備に反発する中国が、韓国に対し報復的な行動を取っていることについて遺憾の意を示した。

「戦略的忍耐の時代」は終わった

ペンス副大統領は韓国での会談に先立ち、南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)付近の米軍基地を訪問。副大統領は、アメリカの北朝鮮に対する「戦略的忍耐」の時代は終わったと強調。アメリカは韓国との「鉄の同盟関係」を支持し、力を通じた平和を模索する姿勢を示した。

副大統領は「この国の人々の安定を確保するため、あらゆる選択肢を検討する」とした上で「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べた。

また、中国が北朝鮮の「政策変更に必要な行動を取る」ことをトランプ大統領は望んでいるが、「中国が問題に対処しないのであれば、アメリカと同盟国が対処するとの意思を鮮明にしている」と説明した。

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