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アメリカの大手百貨店はAmazonの足元にひれ伏すことになりそうだ。
同社は、独自のアスレジャー(「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせた造語で、ワークアウトスタイルにモードなアイテムを組み合わせたファッション)ブランドを立ち上げ、Gapやアンダー・アーマー、ナイキなどの人気スポーツブランドと肩を並べようとしている。
この動きはMacy'sやNordstrom、JCPenneyなどの百貨店にとって大きな脅威となっている。百貨店はここ数年、来店客数の減少に悩まされている。
新しいアスレジャーブランドの立ち上げに先立ち、金融サービス会社Cowen & Co.が昨年10月に出したレポートによると、Amazonは今年、Macy'sを抜いて、アメリカ最大のアパレル小売業の地位を獲得する見通しだ。
同レポートによると、Amazonのアパレル関連売上は来年、30%近い伸びが予想され、売上は280億ドル(約3兆円)。一方、メイシーズの売上は4%ダウンし、売上は220億ドル(約2兆4000億円)と予想されている。
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source:Cowen & Co.、Amazon.com
[原文:Amazon is getting closer to crushing America's biggest clothing stores (M, AMZN)]
(翻訳:編集部)