Mark Cuban
Brian Snyder/Reuters
大富豪のマーク・キューバン(Mark Cuban)氏は4月21日金曜日、CNNでトランプ大統領の就任後100日間を「Cマイナス」と評価した。同氏はNBAダラス・マーベリックのオーナーで、大統領選ではヒラリー氏を支援していたことで知られている。
「彼は深い理解のないまま、多くの大統領令にサインした」
トランプ政権の批評家として知られるキューバン氏は、オバマケアを廃止、代替するはずの医療保険制度改革法案を通過させられなかったトランプ政権の失敗を取り上げると、税制改革には長い時間がかかると指摘した。また、同氏は、次期大統領選への出馬を検討していると言われている。
「大統領は税制改革に関する基盤を持ち得ていない。それが非常に複雑なものであることを思い知るだろう」
同氏は、「大統領はすねて横を向いて『皆が自分のことを嫌っている。誰も助けてくれない』と言っている」と批判した。
キューバン氏は、トランプ大統領のこれまでの取り組みを「(副作用を伴う)政治的な化学療法」と考えるならば、評価を高めてもよいかもしれないと述べた。
「トランプ大統領をそういう意味で評価するならば、大統領は素晴らしい仕事をしている」
[原文:MARK CUBAN: Trump's first 100days are like 'political chemotherapy']
(翻訳:忍足亜輝)