ウクライナ介入の容認はトランプ氏のロシアへの見返りなのか

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文書によると、ウクライナ問題とウィキリークスがハッキングしたメールは「交換条件」の材料だった。

Screenshot/YouTube

米情報機関に提供された未確認の文書によると、トランプ氏は選挙キャンペーン中にロシアが民主党関係者をハッキングして入手したメールをウィキリークスに渡すと約束したあと、ロシアによるウクライナ介入を容認したと断定している。

この文書はイギリスの元スパイ、クリストファー・スティール(Christopher Steele)氏が共和党の反トランプ勢力と民主党からの指示で行った調査の一部。スティール氏は、イギリスの秘密情報機関MI6のロシア担当だった人物で、彼の文書は昨年、数回にわけて米情報機関に送られた。

スティール氏が協力者からの情報をもとに作成した文書の概要は今月始め、トランプ氏、オバマ大統領、ジョー・バイデン副大統領、そして情報問題に関係する議員たちに対して行われたロシアによる大統領選挙への介入問題に関する機密ブリーフィングの中で伝えられた。

文書によると、ウクライナ問題とウィキリークスがハッキングしたメールは「交換条件」の材料だった。つまり、トランプ氏はロシアによるウクライナ介入について言及することを止める。その代わり、ロシアは民主党全国委員会をハッキングして盗んだ文書をウィキリークスに提供したという。

選挙キャンペーン中、トランプ氏は従来の共和党の方針を無視し、ロシアに対してもっとも協力的な立場をとる大統領候補者となった。同氏は様々な地政学的問題についてロシアと協力する必要性を強調した。

トランプ氏は同文書に対してコメントは出していないが、14日(現地時間)「完全な詐欺だ」とツイートした。

[原文:Explosive memos suggest that a Trump-Russia tit-for-tat was at the heart of the GOP's dramatic shift on Ukraine

(翻訳:編集部)

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