グーグルの親会社アルファベット、大幅増収増益で株価上昇

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Reuters

アメリカ・グーグルの持ち株会社が27日(現地時間)に発表した第1四半期決算は、29%の大幅増益を記録した。動画共有サイト「ユーチューブ」からの広告主離れが懸念されているものの、同サービスが引き続き成長のけん引役となった。

ユーチューブでは、過激主義を主張する動画に企業などの広告が掲載された問題を受けて、大手企業による広告取り下げが相次ぎ、その影響に対する懸念が強まっていた。

しかしアルファベットのルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は決算説明会で、「ユーチューブの収入は主としてビデオ広告主導で引き続き伸びている」と述べた。

第1四半期の純利益は54億3000万ドル(クラスA・B・C株1株当たり7.73ドル)で、前年同期の42億1000万ドル(同6.02ドル)から増加した。

トムソン・ロイター・エスティメーツが集計したアナリストの予想平均は1株当たり利益が7.34ドルだった。

連結売上高も202億6000万ドルから247億5000万ドルに22.2%増加した。

同社株は引け後の時間外取引で2.8%上伸し、916.80ドルをつけた。

前年比での大幅な増益を達成し続ける同社の能力は、アナリストの驚きを誘っている。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「グーグルのような規模の会社がこうした成長を見せるのは、彼らが作る製品の品質と有用性の証拠にほかならない」と指摘。「デジタル広告分野ではグーグルが支配者だ」と述べた。

グーグルの広告収入は18.8%増加し、214億1000万ドルとなった。

ペイド・クリック数(広告クリック数)は44%増加。ファクトセット・ストリートアカウントが集計したアナリスト予想平均は29.7%増だった。

スマートフォン「Pixel」やグーグル・プレイ・ストア、クラウド事業など、その他部門の売上高は31億ドルに49.4%増えた。

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