キリン、「ボルヴィック」370万本を自主回収

ボルヴィック

自主回収の対象は500mlの商品

キリンビバレッジHPより

飲料メーカー大手のキリンビバレッジは2日、ミネラルウォーターの「ボルヴィック」の一部商品について、フランスの製造工場で機械の部品が破損、プラスチックの破片が混入している可能性があるとして、約370万本を自主回収すると発表した

対象となるのは、「ボルヴィック」のうち、500ミリリットルのペットボトルで、ボトルの上部に記載された賞味期限が2019年10月と印字されているもの。九州・沖縄を除く全国に出荷されているという。

キリンビバレッジによると、ミネラルウォーターの成分には影響がないものの、気づかず口に入れた場合、けがをする可能性はあるという。同社への健康被害の報告はこれまでに入っていないという。

ボルヴィックをめぐっては、過去に少なくとも2度の自主回収が行われている。2008年10月には、輸入コンテナのペンキの臭いが付着したとして、対象商品57万本を回収。2010年5月には、一部商品にカビが混入したとして、約43万本を回収していた。いずれも健康被害の報告はなかった。

※最後の段落、過去の経緯部分を追加・更新しました。

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