Facebookは「おじさん向け」ではなかった! 米国のミレニアルが「シェアする」SNSの1位に

近年、InstagramやSnapchatのような新しいSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の人気が急速に高まる中、Facebookはかつてほどの勢いがないように見える。しかし、ミレニアル世代がコンテンツをシェアする際に最も好むプラットフォームは、今でもFacebookであることが分かった。BI Intelligenceの「2017年デジタル・トラスト(Digital Trust)調査」によると、「最もよくコンテンツをシェアするプラットフォーム」を問う質問に、ミレニアル世代の過半数がFacebookを選び、他のSNSを大きく引き離した。ミレニアル世代のユーザーが圧倒的に多いSnapchatを除けば、ユーザー層の構成はどのプラットフォームもあまり変わらない。

また、ミレニアル世代はジェネレーションX(アメリカで1960年代初めまたは半ばから1970年代に生まれた世代やベビーブーマー(アメリカの1946~64年生まれよりもFacebookでコンテンツをシェアする傾向が高いことが判明し、Facebookが「おじさん、おばさん向け」という通説も覆した。SNSの成長期に人気のけん引役となる若いユーザーは、新しいプラットフォームが登場すると、すぐにそちらに向かいがちだ。結果、成熟したプラットフォームは、マーケティング関係者が欲しがる若者層を引き止めるために手を尽くさなければならない。しかしFacebookは、Snapchatのような新興プラットフォームの追撃を受けながらも、ミレニアル世代をしっかりとつかんでいると言える。

各SNSの年代別シェア志向をまとめたグラフ

コンテンツをシェアしたいプラットフォーム。紺がミレニアル、青がジェネレーションX、水色がベビーブーマー。

BI Intelligence

Snapchatのユーザーはティーンエイジャーとミレニアル世代がほとんどだが、アプリは親しい友人同士の軽いやりとりに使われ、ネット上で見つけたコンテンツを共有する目的では使用されない。Snapchatのデイリーアクティブユーザーのうち、63%はミレニアル世代で、22%が13~17歳のティーンエイジャーだ。しかし彼らは投稿や記事のリンクをシェアせず、彼ら自身のコンテンツである「ストーリー」を作成する。つまり、Snapchatはユーザーが作成したコンテンツで溢れかえっている。企業はSnapchatをユーザーとの親密な交流に活用すべきだが、大規模かつカジュアルな情報シェアならFacebookの方が適している。

ブランドや広告主にとっては、人々がコンテンツをシェアしてくれる方が、ターゲティング広告よりも効果的にマーケティングメッセージを広められる。このことは、ネイティブ広告の重要性と共に、Facebookにおけるミレニアム世代をターゲットにし、彼らがシェアしたいと思うようなコンテンツの潜在力の高さを示している。Facebookのネイティブ広告への投資は、プラットフォーム上の広告が与える不快感を軽減し、ユーザーとの結びつきも強化できる。

さらに、Facebookの巨大な規模を考えれば、ブランドのマーケティングメッセージが拡散される可能性もより高い。メッセージが曲解されないように注意は必要だが、ポジティブなコンテンツがFacebookでシェアされ、拡散されれば、企業が受ける恩恵は極めて大きい。規模でFacebookの右に出るプラットフォームはない。コンテンツの拡散に成功すれば、広告費の削減、メインストリームメディアでの露出、そして見込み客の獲得にも寄与するだろう。

[原文:Millennials are still most likely to share content on Facebook (FB, TWTR, SNAP)

(翻訳:Wizr)

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