アフガニスタンの「イスラム国(IS)」最高幹部が死亡 —— 米・アフガニスタン軍が合同作戦

大規模爆風爆弾(MOAB)によって破壊されたアフガニスタン・ナンガハル州の様子

大規模爆風爆弾(MOAB)によって破壊されたアフガニスタン・ナンガハル州の様子(2017年4月23日撮影)

Reuters

アメリカとアフガニスタン両軍による合同軍事作戦の結果、過激派組織「イスラム国」(IS)のアフガニスタン最高幹部を殺害したと、両国の当局者が7日(現地時間)発表した。

死亡したのはアブドゥル・ハシブ幹部で、米軍のドローン攻撃により死亡した前任者の後を継いで、昨年ISの現地組織「イスラム国コラサン」(ISIS-K)の指導者に就任した。

米軍の発表によると、ハシブ幹部は今年3月に首都カブールで起きた、軍の病院に対する襲撃事件を首謀したとみられている。また同幹部は、住民の高齢者の首を家族の目の前で切り落とすよう戦闘員に命じたほか、女性や子どもを誘拐し、戦闘員との結婚を強要していた疑いももたれている。

ISIS-Kは2015年ごろから活動を始め、政府軍や駐留米軍だけでなく反政府武装勢力タリバンとも戦闘を続けている。ISとの関係も維持しているとみられるが、ほぼ独立して活動していると考えられている。

アメリカとアフガニスタンの特殊部隊は今年3月以降、同組織に対する一連の軍事作戦を行ってきた。ドローン攻撃や空爆による支援を受けながら、パキスタンとの国境に接するナンガルハル州を中心に多数の戦闘員を殺害した。

同組織の壊滅を最優先事項に掲げる米軍は先月、非核兵器としては最強とされる「大規模爆風爆弾」(MOAB)を初めて実戦投入し、幹部4人を含む戦闘員94人を殺害した。

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