スナップチャット(Snapchat)の運営会社Snapの上場後初の四半期決算は、期待外れに終わった。
2017年第1四半期の決算では、売り上げが市場予想を下回り、新規ユーザー数の伸びが鈍化したことを受けて、同社の株価は時間外取引で約20%下落した。
四半期売上高は前年同期を上回ったが、収益の伸びは同社の最大のライバルであるFacebookに及ばない。
両社のARPU(ユーザー1人あたりの売り上げ)の差は、Snapchatが直面しているFacebookとの厳しい戦いの現実を示している。一方で、同社を高く評価する投資家は、成長の余地を示すものとして、この結果を楽観的に捉えている。
以下は、第1四半期のユーザー1人あたりの売上高。
Snap
こちらはFacebookのユーザー1人あたりの売上高。
[原文:Look at the big gap between Snapchat's revenue per user and Facebook's]
(翻訳:増田 隆幸)