巨大なガラス張りドームの中は? アマゾン新本社を見てきた

ガラス張りのドーム「スフィア」

Matt Weinberger/Business Insider

2016年11月、アマゾンはシアトルのダウンタウン中心部に、新たな拠点となる521フィート(約160メートル)の超高層ビル「Day 1」をオープンした。

Day 1の最大の特徴は、実はビルの外にある。3つの巨大なガラス張りの球体「スフィア」だ。2018年の完成時には、絶滅危惧種を含む植物でいっぱいになる。

これは、同社のタフな職場環境の中で、スタッフにオアシスのようなものを提供しようというアイデアから生まれた。

Business Insiderが前回、ここを訪れたのは2016年8月。ビルは仕上げの段階に入っていたが、スフィアはまだ半分しかできていなかった。

今年5月初め、私はシアトルで開催されたマイクロソフトの年次開発者会議に合わせて、再びDay 1を訪問した。工事はかなり進んでいて、素晴らしい出来栄えだった。

Day 1と、その根元から芽生えたかのような不思議なガラスの植物園を紹介しよう。


2016年11月にオープンしたアマゾンの新しい本社ビル「Day 1」は37階建て。名前の由来は、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏のモットー「it's always day 1(毎日が1日目)」にちなんだもの。いつも初心を忘れないようにするための言葉だ。

37階建ての超高層ビル「Day 1」

Wikimedia Commons


Day 1に近づくと、ビル側面に掲げられたメッセージに気づかされる。間近では読み取りにくいが……

Day 1を近くから見た様子

Matt Weinberger/Business Insider

少し離れると、「Hello World」と書かれているのが分かる。新しいプログラミング言語やコンセプトのデモンストレーションに昔からよく使われる言葉だ。

Day 1の3階内部に「Hello World」のネオンサインが掲げられている様子

Matt Weinberger/Business Insider

このビルには、同社の未来型コンビニ「Amazon Go」の実店舗も入っている。今のところアマゾンの従業員専用で、一般客は利用できない。

未来型コンビニ「Amazon GO」出入口前

Matt Weinberger/Business Insider

Amazon Goの詳細についてはこちら

「Amazon Go」が画期的なのは、レジもなければ列に並ぶ必要もないこと。最先端の画像認識技術と決済技術を駆使しており、利用者は欲しいものを手に取ってそのまま店を出るだけ。

Amazon GO店内の様子

Amazon


しかし何といっても、Day 1で一番インパクトがあるのは、有名な「スフィア」だ。3つの巨大なガラス張りドームは、今後、エキゾティックな植物や絶滅危惧種でいっぱいになる予定。

高層ビルDay 1の根元に並ぶ3つのガラス張り球体「スフィア」

Matt Weinberger/Business Insider

とにかく大きい。高さは80~90フィート(約24~27m)。

工事中の「スフィア」の様子

Matt Weinberger/Business Insider

びっくりするほど大きい。作業員と比べてみると、よく分かる。

作業員がロープを頼りに「スフィア」の外殻で工事している様子

Matt Weinberger/Business Insider

前回訪問した2016年の夏、右端のドームはガラスをはめ込んでいる途中だった。今はできあがっている。

2016年夏、まだ「スフィア」のうち一つにガラスが完全にはめ込まれていない様子

Matt Weinberger/Business Insider

ガラスの反射のせいで見にくいが、目を凝らすと、スフィアの中にいくらか植物が運び込まれたことが分かる。

青空や周囲のビルが映り込んだ「スフィア」のガラスの向こうに、植物がうっすらと見える様子

Matt Weinberger/Business Insider

アマゾンの公式写真から。最初の植物を植える様子。

「スフィア」内部にて、複数の作業員がソテツのような南国風の植物を植え込んでいる様子

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2018年のオープン後、ドームはアマゾンのスタッフにとって中心的な場所になるだろう。ドームの外には、すでにグリーンスペースや雨除けの張り出し屋根が設けられている。ドームはスタッフ専用だが、周辺エリアは誰でも利用できる。

「スフィア」の周辺エリアにて、犬を連れた一般人が腰かけている様子

Matt Weinberger/Business Insider

スフィアのエリア内のドッグパークは、すでに稼働している。

スフィア敷地内のドッグパークの様子

Matt Weinberger/Business Insider

Day 1のビル内部は、以下、同社から提供された写真でご覧いただこう。これはロビーエリア。建物に入ってすぐの場所だ。

超高層ビルDay 1のロビー。階段周りは2階天井まで吹き抜けになっていて、とても開放的な雰囲気

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スタッフ専用の広々とした共有エリア。「Hello World」の文字の裏側で、コーヒーを楽しめる。

共有エリア。天井が高い

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光の加減で、アマゾンカラーの黒とオレンジが現れる。

光の加減でアマゾンカラーに見える階段。ささら桁は黒、踏み板は自然なオレンジに輝く。

Amazon

グリーンスペースも設けられている。

Day 1内部に設けられたグーリンスペース。壁には植物が植えられ、水槽には水草も生えている

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廊下はシンプルでモダン。

モダニズム建築を思い出させるシンプルな直線で構成された廊下

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最後に「Day 1」という名前についてもう一度、説明しておこう。これはアマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏の有名なモットーで、いつも初心を忘れないようにという格言にちなんだものだ。「常に初日(Day 1)だと考えると、人は必然的に、辛抱強く取り組み、失敗を受け入れ、種をまき、苗木を守るようになる。顧客に満足してもらったときにすべてが報われる」

アマゾンCEOジェフ・ベゾス氏

Chip Somodevilla/Getty

写真: Matt Weinberger/Business Insider、Wikimedia Commons、Amazon、Chip Somodevilla/Getty

[原文:We checked out Amazon's new skyscraper HQ — including the giant glass spheres

(翻訳:Conyac

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