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アップルの宇宙船のような新本社「アップル・パーク(Apple Park)」については一昨日もお伝えした。新本社には、アップルのこだわりが細部に至るまで見受けられる。そう、カフェテリアの持ち帰り容器にまで。
アップル・パークは面積280万平方フィート(約26万平方メートル)、建築費約50億ドル(約5700億円)の巨大施設。新本社を見学したスティーブン・レヴィ(Steven Levy)氏による記事がWiredで公開された。この記事は非常に興味深く、一読をおすすめしたいのだが、特に目を引いたのはアップルが特許を取得しているピザ容器だ。
このピザ容器は、デスクに持ち帰ったり、後で食べようとした際に、ピザの生地部分がしけるのを防ぐために開発された。なんとアップルは2010年に特許も取得している。
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「ピザを容器の底面から浮かせておくことで、ピザの底面から生じる水蒸気は、そこから流れ出るようになる。それによって、ピザの底面と容器の間に湿気が溜まることを防ぎ、ピザがその湿気を吸って、しけることを防ぐ」とアップルの特許申請書には記されている。
Wiredの記事によると、アップルのフードサービス主任フランチェスコ・ロンゴーニ(Francesco Longoni)氏も容器の開発に携わった。
その他、レヴィ氏の記事にはアップル新本社の驚くべきこだわりや詳細が記されている。レヴィ氏の記事の全文はこちら(英文)。
source:Apple
[原文:Apple invented a special container to keep the pizza at its new campus from getting soggy]
(翻訳:Yuta Machida)