撮影が楽しくなる富士フィルムのInstax Mini 9

富士フィルムのInstax Mini 9

Avery Hartmans/Business Insider

富士フィルムのInstax Mini 9を一言で表現すると、「楽しい」だ。

技術的なことはさておき、カメラ自体が本当に可愛い。箱から出したとき興奮して思わず声を上げてしまった(いつもは声をあげるタイプではない)。小さくて、レトロで、いくつかの色のバリエーションがある。私が買ったのはミントっぽい青緑色で、アイスブルーと呼ばれている。

その形は美しく、とても人目を引く。私が持っていたこのカメラを見て、道端で私を呼び止めた人もいたほどだ。

そして使い心地は、驚くほど単純でとても楽しい。

早速いろいろ試してみた。

編集部注:Instax Mini 9は海外発売モデル。

Instax Mini 9とこれまでの富士フィルムInstaxシリーズとの3つの主な違い:レンズ横の自撮り用の小さい鏡、接写レンズアダプター(写真には写っていない)、明るくソフトな雰囲気を出す「ハイキーモード」

富士フィルムInstax Mini 9の写真

Avery Hartmans/Business Insider

他のInstaxシリーズと同じように、Mini 9もクレジットカードサイズのフィルムを使ってプリントする。一度に10枚のフィルムが入る。

Mini 9の使い方は非常に簡単だ。レンズ横のボタンで電源を入れ、レンズを本体に押し込んで電源を切る。レンズの周りのダイヤルを回して明るさを調節し、右側にあるシャッターボタンで撮影する。数秒間でカメラ上部から写真が飛び出す。このカメラは単三電池で動く。

Urban Outfittersなどの小売店で、69ドル(約7500円)で販売されており、ライムグリーン、スモーキーホワイト、コバルトブルー、フラミンゴピンクそしてアイスブルーの全5色。フィルムは10枚入り2パックで30ドル

初めての1枚は、同僚のKif Leswing(キフ・レスウィング)を撮った。一つ知っておくべきことは、Mini 9が周りの明るさにかかわらずいつもフラッシュを使うということ(こっそり撮りたい人には向いていない)。暗いところでは助かる。Business Insiderのニュースルームは曇っていると少し暗いのだが、キフはしっかり写っている。

Instax Mini 9で撮影された同僚のKif Leswing(キフ・レスウィング)の写真

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これまでフィルムカメラ、ピンホールカメラ、デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ、スマートホンのカメラ、とあらゆる種類のカメラで撮影してきた。最近はほとんど携帯のカメラを使っているが、小さくてインスタントであっても、フィルム写真の美しさを思い出させてくれるInstax Mini 9に心を奪われた。

Instax Mini 9で撮影した建物の写真

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レンズの周りのダイヤルを回して明るさを調節する。屋内、曇り、晴れ/薄曇り、快晴、そしてハイキーモードから選べる。また、周囲の明るさを自動的に感知し、適切な撮影モードをランプ表示で教えてくれる。

Instax Mini 9で撮影された星条旗の写真

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これらはただの小さいインスタント写真で、高画質のフィルムプリントではない。しかし、午後の空の自然なビネットや、フラットアイアンビルディングのざらざらした壁の感じ、そして青みを帯びた写真は普通のスマートホンの写真より美しく見える。

Instax Mini 9で撮影したフラットアイアンビルディング

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Instax Mini 9で自撮り撮影をしてみた。はめ込まれた小さい鏡の効果はどうだろう。結果は、最高。鏡は小さくて、魚眼レンズっぽいが、まっすぐ正確に写真を撮影するためにはとても便利。小さいけれど、とてもよく考えられた追加機能だ。

Instax Mini 9で撮影した記者の自撮り写真

I don't normally say this, but this is a great selfie.

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この写真は……駄目。これは、Instax Mini 9の ハイキーモードを使ってみた写真だが、このモードを効果的に使うには部屋が明る過ぎた。私は鼻が消えた写真は使えない。

Instax Mini 9のハイキーモードで撮影した記者の自撮り写真

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このハートの目の絵文字枕も残念な結果になった。教訓:ハイキーモードは上手に使わなければならない。晴れた日の明るい部屋では使わない方がいいかもしれない。

Instax Mini 9のハイキーモードで撮影した絵文字枕

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Mini 9には、カメラの前に簡単に取り付けられる接写用の小さいレンズアダプターが付いてくる。しかし、私はうまく使えなかった。ボウルに入ったぶどうはピントが完全に外れ、冷蔵庫のマグネットは全体的にぼやけてしまった。試し撮りした全ての写真で、うまく撮れたものは一つもなかった。

Instax Mini 9の接写用レンズアダプターを使って撮影したぶどうと冷蔵庫のマグネットの写真

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Instax Mini 9のせいではなく、ただ私がうまくこのレンズアダプターを使いこなせなかっただけかもしれない。接写するときは、被写体から35cm離れなければならないが、目だけで正確に測ることができるだろうか。これから数週間かけて練習すれば、私の接写スキルも上がるかもしれないが、ぶれた花の写真ばかりになってしまうかもしれないのに、フィルムを使うのはばかばかしく思える。

それに、綺麗な接写撮影をしたいためにインスタントカメラを買うだろうか?多分、買わない。私のアドバイス:どうしても必要な場合以外は、このレンズアダプターのことは忘れよう。

ユーザーの使い方の問題はともかく、Instax Mini 9は小さくて素敵な写真が撮れる。このカメラを使った数週間は、これまで色々なガジェットを利用してきた中でも一番楽しかった。ハイテクではないことは確かだが、基本に戻ることで得られるものもあるのではないだろうか。

Instax MIni 9で撮影した木の写真と足の写真

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[原文:The newest Instax Mini camera is small, colorful, and a whole lot of fun]

(翻訳者:時田雅子)

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