グーグル、アップル vs アプリ開発企業 —— メッセージ機能をめぐる戦いの行方

コミュニケーションマーケットは、全面戦争の真っ最中だ。

Facebook Messenger、WhatsApp、WeChat、Viberなどの多数のメッセージングアプリが登場し、SMSのセグメントを切り崩すとともに、モバイル通信キャリアの大きな収益源を侵食している。

消費者は、こうしたチャットアプリをメッセージングプラットフォームとしてではなく、インターネットへの「入り口」のように見なし始めており、それはグーグルとアップルがそれぞれアンドロイドとiOSを通じて築き上げたモバイルのエコシステムを脅かすものだ。この懸念に対処すべく、アップルは2011年にiMessageを導入した一方、グーグルはスマートフォンメーカーやモバイル通信キャリアに、メッセージ機能の改良の多くを委ねてきた。

メッセージングサービスの全世界年間売上高(標準規格別)

メッセージングサービスの全世界年間売上高、標準規格別(単位:10億ドル)

BI Intelligence

スマートフォン市場の競争が激化するなかで、デバイスメーカーは他社製品をしのぐ魅力を自社製品に与えてくれる最新テクノロジーを探し求めている。メーカーが自社製品と搭載OSにプリインストールされる優れたメッセージング機能を欲していることが、OS固有のメッセージ機能の進化の原動力の1つとなっている。

最近注目されているメッセージングの標準規格「リッチコミュニケーションサービス(RCS)」は、OSを提供するプレーヤーにとって、1つの有望なソリューションだ。グーグルはRCSの活用によって、AndroidのiOSに対する競争力だけでなく、チャットアプリを上回る魅力を生み出そうと取り組んでいる。

[原文:THE ANDROID MESSAGING EVOLUTION: How Google is responding to messaging app dominance

(翻訳:原口 昇平)

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