「スマートマネー」を追えば、株式投資で稼げるのか?

投資のイメージ

NicoElNino/GettyImages

株で稼ぎたいなら、「スマートマネー」を追え! ヘッジファンドが投資している銘柄を把握し、同じようにするのだ。

この戦略は、適切に実行されたなら、今年、有効な戦略になるはずだ。なぜなら、ヘッジファンドが多く保有する株は、他の株よりもパフォーマンスが優れているはずだから。

スマートマネー戦略を積極的に実行する者にとって幸運なことに、ゴールドマン・サックスは、ファンダメンタルズ(経済の基礎的な条件)を重視するヘッジファンドが多く保有する株、言い換えると、投資家にとって重要な企業の指標を作っている。

その指標である「Goldman Hedge Fund VIP basket」は、今年、約10%上昇し、S&P 500を約4%上回っている。Facebook、アマゾン、グーグルの親会社アルファベット、アップルのような最も人気が高く、重要な企業を含むこの指標は、株式市場から大きな利益を生み出している。そして、勝者に倍賭をしてきた投資家に成果をもたらしてきた。

ヘッジファンドが保有する株の指標

有名なヘッジファンドが長期保有し、成果を上げてきた。

Goldman Sachs

ゴールドマン・サックスによると、上昇を続ける、強い企業の株を買い続けようとするヘッジファンドの意向が、それらの企業の株価を2013年以降で、最も高い水準にまで押し上げた。さらにファンドが保有するそれらの企業の株式の合計額は、金融危機以降、最高の水準となった。

一見すると、こうしたモメンタムベースの投資(株価のトレンドを重視する投資)は、ひどい結果をもたらす要因となる。つまり、取り引きの多い株は、一般的に反動も大きく激しいものになるので、市場に予測できない出来事が起きた場合、極めて大きな下落リスクを持つことになる。2016年の初めには実際に起きた。高騰していた大型のテック関連株が、一時的な売り気配となった。

「慌てる必要はない」とゴールドマン・サックスは述べた。高レバレッジを追う戦略は、歴史的に見て、リスクの高い戦略ではないと指摘した。むしろ、2016年の下落を招いた外部要因は、現在は見られない。つまり確定売りは見られない。

5四半期連続の下落を続けた後、S&P 500の企業は、2011年以来で最高の収益をあげている。ゴールドマン・サックスはまた、ヘッジファンドによる取り引きの集中は、昨年よりも少なくなっていると述べた。

取り引きの集中を表したグラフ

2017年3月時点、取り引きの集中は相対的に低下している。

Goldman Sachs

[原文:Traders can make a killing chasing the 'smart money'

(翻訳:四方田里奈)

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