政府競売のビットコイン落札者、価値高騰で大儲け?

ティム・ドレイパー

2014年6月にビットコインを落札したベンチャーキャピタリスト、ティム・ドレイパー氏

Business Insider

「ある人の損失は別の人の利益」という古いことわざがある。ビットコイン市場ではまさにその通りのことが起こっている。

アメリカ政府はこれまで、ビットコインを違法行為に使用した人々から数十万コインを押収してきた。おそらく、最も注目を集めた事例は2013年10月、FBIが違法薬物や犯罪行為を含む取引拠点として、オンラインマーケットプレイスのシルクロード(Silk Road)を強制捜査した事件だろう。

押収されたビットコインは、アメリカ政府の金庫でただ眠っているわけではなく、競売にかけらている。そして最近、ビットコインの値が過去最高水準に高騰したことを受け、競売の落札者たちの儲けは合計約2億5000万ドル(約280億円)に達する。

シルクロードの破綻後に実施された4つの主な競売の概要と、各落札者が持ち高(ポジション)を処分していないと仮定したときの獲得利益は以下の通り。全ての数値は5月24日(現地時間)の日中高値のレート、1ビットコイン2398ドルで計算している。

  • 2014年6月30日:3万ビットコイン、1940万ドルで落札(1コインあたり647ドル)
  • 2014年12月9日:4万8000ビットコイン、1810万ドルで落札(1コインあたり 378ドル)
    • ポジションは1億1510万ドル相当、純利益9700万ドル
    • バイヤー:ビットコイン・インベストメント・トラストファンド(Bitcoin Investment Trust) を運営するバリー・シルバート (Barry Silbert )氏によって開始された取引所、セカンドマーケット
  • 2015年11月30日:4万4000ビットコイン、1460万ドルで落札(1コインあたり332ドル)
    • ポジションは1億550万ドル相当、純利益9090万ドル
    • バイヤー:不明
  • 2016年8月22日:2700ビットコイン、160万ドルで落札(1コインあたり585ドル)
    • ポジションは650万ドル相当、純利益490万ドル
    • バイヤー:不明
  • 総利益:2億4530万ドル

[原文:People are making a fortune buying government-seized bitcoins

(翻訳:Conyac

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