アメリカの寿司レストランで出されるワサビは本物のワサビではない

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Serghei Starus, Alamy

たぶん、あなたは、本物のワサビに一度もお目にかかったことがない。

アメリカ化学会(ACS)による最新動画によると、アメリカで消費されるほとんどのワサビは、セイヨウワサビとホットマスタード、緑の着色料を混ぜたものだ。

事実、ワシントン・ポストが伝えているように、アメリカで売られているワサビの約99%は偽物だ。

多くのワサビが栽培されている日本でさえも、状況はあまり変わらない。専門家は、日本で売られているワサビの約95%はまがい物だとみている。

本物のワサビは栽培するのが難しい。卸売価格で1キロ160ドル(約1万8000円)という非常に高価なものもある。

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本物のワサビ

Chris 73 / Wikimedia Commons

(本物の)ワサビを食べる時は肌理の細かい「おろし器具」(「さめ皮おろし」がよい)ですりおろすこと。とても複雑な味わいである。すぐに口に入れて欲しい。すりおろしたてのワサビは、15分でその独特の風味が落ちる。

セイヨウワサビの成分構成はワサビと似ているため、あのツーンとくる辛さを真似できる。はるかに安価なセイヨウワサビで作られた「ワサビ」は、持ち帰り用の寿司で使えるというメリットもある。これは本物の、すりおろされたばかりのワサビではできないことだ。

代替食品の産業規模は年間500億ドル(約5兆6000億円)。代替食品だからといって健康に害があるわけではない。

image:Alamy

[原文: Wasabi served at most sushi restaurants is not what you think it is

(翻訳:Conyac

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