Airbnbが注目するスポティファイの上場 —— 異例の上場方法のルール化をNYSEも検討か

スポティファイCEO、ダニエル・エク氏

スポティファイは、従来のIPOではなく、株式を直接NYSEに登録することを検討しているようだ。

Louis Lanzano/Bloomberg

Airbnbは、スポティファイの上場に注目している。

つまり、Airbnbは、異例の上場方法を検討しているスポティファイと、同じ方法を取れないかと考えている。ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた

報道の内容は以下の通りだ。

Airbnbは、スポティファイの上場に注目している。上場に際して、スポティファイと同様の方法が可能かどうかを探っていると、Airbnbの事情に詳しい関係者が語った。

スポティファイは、従来の新規株式公開(IPO)ではなく、新たな資金調達をせずに同社の株式を直接ニューヨーク証券取引所(NYSE)に登録する「直接上場(Direct Listing)」を検討していると伝えられている。

この「直接上場」は、既に潤沢な資金を持っているため資金調達は不要だが、従業員や創業者、その他の株主が、株式の市場での売買を望むような場合に適している。スポティファイは昨年3月、10億ドル(約1100億円)の借入れによる資金調達を行った。そのため、IPOによる重ねての資金調達は不要だろう。Airbnbもまた、2カ月前に同額の10億ドルを調達している

この手法の利点は、上場に伴う面倒を避けられることだ。Facebookは従来のIPOを行ったが、その直後には評価額や技術面での不具合についての質問に悩まされたルネッサンス・キャピタル(Renaissance Capital)のキャスリーン・スミス(Kathleen Smith)氏は、その状況を「店はオープンしているのに、マーケティングやミーティングを仕切る人がいないようなもの」と述べた。

また報道によると、ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、UberやAirbnbなど、大量の資金を保有しながら、未上場のままでいる企業に頭を抱えている。NYSEは、評価額10億ドル超えの、いわゆるユニコーン企業がより簡単に株式を直接登録して上場できるよう規則を変更する予定だと伝えられた。

我々はAirbnbにコメントを求めたが、返答はまだない。

[原文:Airbnb might go public if Spotify has a successful listing

(翻訳:Keitaro Imoto)

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