宣伝コピーどおりなら、アマゾン Echoのようなスマートスピーカーは、コンピューティングの次のトレンドだ。
画面をタップしたり、キーボードで入力する代わりに、バーチャルアシスタントに話しかけることで、コンピューターを使ったほとんどの作業が可能になる。
だが、現時点ではまだまだ先のことになりそうだ。
スマートスピーカーのオーナーは、現時点では、天気予報を確認したり、音楽を楽しむなど簡単な作業にスマートスピーカーを使っている。Statistaがグラフ化したComScoreの調査で分かった。
音声アシスタントAIは、まだ宣伝コピーのようには使えないだろう。だがある意味、当然のことだ。アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏は昨年、音声アシスタントAIは「人生初の試合で、初めての打席に立ったようなものだ」と語った。11%ものオーナーが「スマートスピーカーを使って商品を購入する」という結果には、ベゾス氏もきっと満足することだろう。
スマートスピーカーの用途
Mike Nudelman/Business Insider/Statista
[原文:People mainly use smart speakers for simple requests]
(翻訳:増田隆幸)