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Kleiner Perkins Caufield & Byersのメアリー・ミーカー(Mary Meeker)が今年も、インターネット・トレンドを発表した。興味深く、かつ影響力のあるレポートだ。
今年も、鋭い洞察とさまざまなデータが紹介され、インターネットやデジタルのトレンドが掘り下げられている。
彼女は、5月31日(現地時間)のVox Mediaのカンファレンスでプレゼンテーションを行った。
昨年は、メッセージングアプリと交通機関に焦点をあてていたが、今年の「インターネット・トレンド」は、インタラクティブゲーム、黄金期に入る中国のエンターテイメントビジネス、メディア業界のデジタル革命にフォーカスしている。
以下、今年のレポートの冒頭を紹介しよう。
インターネット・トレンド 2017
350ページを超える大作
全体的なトレンド
ユーザー数の伸びは堅調、スマートフォンの伸びは低下
インターネット・ユーザーは、34億人に
スマートフォン、出荷台数は3%増に留まった
インストールベースでは、28億台
インターネットの使用時間は堅調。4%増。
オンライン広告
成長は、モバイル次第。
アメリカのオンライン広告費は、730億ドルに。前年比22%増。
モバイルがけん引。
6カ月以内に、テレビ広告費を超える見込み。
オンライン広告費の伸びの85%は、グーグルとFacebook
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source:Mary Meeker
[原文:MARY MEEKER'S TECH STATE OF THE UNION: Everything happening on the internet in 2017]
(翻訳:増田隆幸)