アマゾンに対抗? ウォルマート、注文した食料品が受け取れる「冷蔵倉庫」を試験導入

ウォルマートが試験導入した倉庫

ウォルマートが試験導入した倉庫

Walmart

世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマート(Walmart)が、オンラインで購入した食料品の受け取りをより手軽にできる試みに挑戦している。

ウォルマートは、オクラホマ州西部のウォーエーカーズ(Warr Acres)にあるスーパーマーケットの駐車場に、顧客がオンラインで注文した食料品を従業員を介さずに受け取れる倉庫を試験導入した。

顧客がオンラインで購入した商品の支払いを済ませると、ウォルマートの従業員が注文商品をそろえて箱に詰め、それを高さ約6メートル、幅約24メートルの倉庫に保管する。

倉庫には冷蔵・冷凍設備があり、食料品の鮮度を保つことができる。

顧客が注文品を受け取る際には、倉庫で顧客コードを入力。数分で注文商品が出てくる。

注文品を詰める従業員

ウォルマートの従業員は注文を受けた食料品を倉庫に保管する。

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注文品を受け取るのに手数料はかからないが、倉庫を利用するためには、1回に30ドル(約3300円)以上注文しなければならない。

ウォルマートの広報担当者スコット・マークレー(Scott Markley)氏によると、倉庫は24時間365日オープンしており、1日あたり数百件の注文に応じられる。

注文品受け取り

顧客はコードを入力して注文した商品を受け取る。

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肉や乳製品などの生鮮食品を含む3万点以上の食料品がオンライン注文と倉庫での受け取りに対応しており、マークレー氏は「特に小さなお子様のいるご家庭は、食料品の買い物で週末に数時間を費やしていたかもしれませんが、このシステムだとほんの数分で購入品を受けとることができ、一日をもっと有効に使っていただけます」と語った。

キオスク

倉庫には受け取り口が複数ある。

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ウォルマートは、食料品以外のオンライン購入品を店舗内のより小さな施設で受け取れる仕組みも試験導入している。購入品を受け取れる倉庫は、ウォルマートが進めるオンラインとオフラインのサービスのスムーズな融合の一環で、膨大な店舗ネットワークの力を生かし、アマゾン(Amazon)に対抗しようとしている。

ウォルマートはさらに、配送先に自宅や指定場所ではなく、ウォルマートの店舗を指定した顧客への割引制度も導入。テレビなどの大型家電を購入した顧客を対象に、最大50ドルを割り引きしている。

[原文 :Walmart built a giant vending machine that retrieves groceries

(翻訳:Eiko Ofuji Mizuta)

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