ハッカーが開発中ゲームを人質に「身代金」を要求

情報を盗んだハッカーが「身代金」を要求する事件が後を絶たない。

今年春、Netflixの人気オリジナルドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の新シリーズ10話分がハッカーに盗まれた。犯人はNetflixに対し、盗んだエピソードを公開しないことと引き換えに、「身代金」を要求した。

その後、ランサムウェア「Wannacry」の大規模ハッキング攻撃が発生。感染したコンピューターのデータが暗号化され、「身代金」の支払いをビットコインで要求するメッセージが表示された。

そして、今度はゲームが狙われた。

CD Projekt REDの次回作『Cyberpunk 2017』のファーストトレーラーから

CD Projekt REDの次回作「Cyberpunk 2017」のファーストトレーラーから

CD Projekt RED

人気アクションRPGシリーズ「ウィッチャー」で知られるポーランドのゲームデベロッパー CD Projekt REDが、複数のファイルをハッキングされ、ハッカーから「身代金」を要求されていることを明らかにした。

「正体不明の個人または集団が、CD Projekt REDの内部ファイル数点を持っていると通告してきた。それらの中には、開発中のゲーム『Cyberpunk 2077』の初期デザイン関連の資料が含まれている」と同社のTwitterアカウントが発表した。

発表の中で言及されている「内部ファイル」がどんなタイプのものであるのかは不明。ゲームの開発初期コンセプトアートか、他の可能性も考えられる。 盗まれたファイルに関するCD Projekt REDの説明は漠然としている。「資料は古いものであり、大部分は本作の現行のビジュアルを代表するものではない」

『Cyberpunk 2017』のファーストトレーラーの一コマ

CD Projekt RED「Cyberpunk 2017」のファーストトレーラーから

CD Projekt RED

はっきりしていることが一つある。CD Projekt REDは「身代金」を支払わないということだ。

「我々に接触してきた個人または集団の要求に屈するつもりはない。最終的にファイルがインターネット上に公開されることになるかもしれないとしてもだ」とCD Projekt REDは述べている。

一本の予告動画を除くと、「Cyberpunk 2077」に関する情報はほとんど出ていない。

以下に、CD Projekt REDからの発表全文(英語)を掲載する。

以下は『Cyberpunk 2077』の予告編。発売日は未定だが、PlayStation 4、Xbox One、PC向けのリリースが予定されている。

[原文:A major upcoming game is being held hostage by hackers demanding a ransom

(翻訳:原口 昇平)

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