ウォルマートは、連結売上高、利益、資産、時価総額の点で世界最大の小売業であるばかりではない。
アメリカ経済における同社の影響は広範囲に及ぶ。民間企業で、国内最大の雇用主であるためだ。
カンザス州、テキサス州、フロリダ州、オハイオ州など22の州でウォルマートは民間最大の雇用主となっており、アメリカ全体でフルタイムの従業員150万人を擁している。ビジネスニュースメディアの24/7 Wall Stが報じた。
同メディアが記事「Largest Employer」で詳しく伝えているように、多くの場合、複数のキャンパスを有する公立大学や、多様なヘルスケアサービスを提供している大病院が、州最大の雇用主となっている。小売業者ウォルマートは、その例外だ。
州ごとの最大の雇用主を確定するにあたって、24/7 Wall Stは、プレスリリース、政府資料、ビジネス誌、地方メディアの報道、企業からのコメントに基づいて、非営利組織、民間企業、公営企業の雇用者数を調査した。
各州で最大の雇用主は、以下の通り。
22州で、ウォルマートは最大の雇用主となっている。
Diana Yukari/Business Insider
[原文:The largest employers in each US state]
(翻訳:原口 昇平)