ジャガー・ランドローバーは、Lyftに車両を提供し、協力して業務を進めていく。
Land Rover
ジャガー・ランドローバーは、4月にライドシェアのスタートアップ「Lyft(リフト)」に2500万ドル(約27億円)を出資したことを明らかにした。
出資は、子会社の投資ファンド「インモーション(InMotion)」を通じて行われた。同ファンドは、主にテクノロジー企業への投資を行っている。
ジャガー・ランドローバーは、Lyftに車両を提供し、協力して業務を進めていく。また、Lyftの自動運転車開発にジャガー・ランドローバーも参加する。
インモーションの社長セバスティアン・ペック(Sebastian Peck)氏は、Lyftへの投資に関する声明で以下のように述べている。
「Lyftのような業界をリードする企業と一緒に仕事ができることは非常にエキサイティングだ。高品質な移動ソリューションの開発のみならず、ジャガー・ランドローバーの顧客が直面している交通問題に対する革新的なソリューションを考案していく」
「パーソナルモビリティーやスマートトランスポテーションは進化している。今回の新たな共同事業は、コネクティッドカーや自動運転車の開発を後押しする、確固とした基盤を生み出すだろう」
自動車メーカーがライドシェアのスタートアップに投資するのは、初めてのことではない。2016年5月にはフォルクスワーゲンが「Gett(ゲット)」に対する3億ドルの出資を発表している。
source:Land Rover
[原文:Jaguar Land Rover invested $25 million in ridesharing service Lyft]
(翻訳:Tomoko.A)