ヤフーのCEOとして、メイヤー氏はYahoo Mailを使わなければならなかったのだろう。
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マリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)氏は6月13日(現地時間)、5年間務めた米ヤフーのCEOを辞任した。
アメリカ大手通信企業ベライゾンが、ヤフーの中核事業を44億8000万ドル(約4930億円)で買収する手続きを完了したからだ。メイヤー氏には2300万ドルの退職金が支払われる予定だ。
ロンドンで行われたカンファレンスで、メイヤー氏は、ヤフーを辞めた後の楽しみの1つは、「Gmailをまた使えるようになる」ことだと語った。さらに「自分が設計したメーラーを使う方がスムーズだ」と付け加えた。
ヤフーのCEOとして、メイヤー氏はYahoo Mailを使わなければならなかったのだろう。
ヤフーを辞めた後の楽しみは「Gmailをまた使うこと」
マリッサ・メイヤー氏がフォーラムで「Gmailをまた使えることを楽しみにしている。自分が設計したメーラーを使うほうがスムーズ」と語っていた。
ヤフーに入社する前に、メイヤー氏はGoogleで13年間働き、検索やGmailなどの部門を率いていた。
この話が公開された後のツイートで、メイヤー氏は「素晴らしいYahoo Mailも」使い続けるつもりと述べた。
素晴らしいYahoo Mailも使い続けるつもり。開発チームの努力で、劇的に使いやすくなっている。
伝えたかったことは、Gmailのデザインについてと、Googleにいた時に機能向上に努めてきたということ。
[原文:Marissa Mayer, Yahoo's ex-CEO, says she's looking 'forward to using Gmail again' ]
(翻訳:増田隆幸)