ソフトバンクのM&A戦略を支えるドイツ銀行人材

孫正義氏

ソフトバンクグループCEOの孫正義氏

Yuya Shino/Reuters

ソフトバンクグループは、ドイツ銀行の投資銀行・トレーディング部門共同責任者だったコリン・ファン(Colin Fan)氏を迎え入れる。ブルームバーグのステファニー・ベイカー(Stephanie Baker)記者が報じた

香港生まれのファン氏は、1998年にクレジットトレーダーとしてドイツ銀行に入行。昇進を続け、2012年には投資銀行部門の共同責任者に就任したが、2015年に行われた大規模な人事刷新を機に同行を離れた。

ソフトバンクに元ドイツ銀行幹部が加わるのは、これが初めてではない。

かつてドイツ銀行のトレーディング部門最高幹部だったラジーブ・ミスラ(Rajeeb Misra)氏は、現在ソフトバンクの戦略金融部門責任者だ。また、ソフトバンクによるヘッジファンドグループFortressの買収に関わったニザール・アルバサム(Nizar Al-Bassam)氏とダリンク・アリブルヌ(Dalinc Aruburnu)氏の両名も、ドイツ銀行に務めた経歴を持つ。

ソフトバンクは最近930億ドル(約10兆2000億円)規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立した。その出資者にはサウジ・アラビア、アブダビ首長国、アップルやQualcommなどが名を連ねる。ロンドンに拠点を置くその世界最大のテックファンドは、現在ソフトバンクが出資するエヌビディア(Nvidia)の株式や、その他のアメリカ系テック企業の株式の購入を計画している。

ブルームバーグの記事はこちら。

[原文:The company behind the world's biggest tech fund keeps hiring former Deutsche Bank traders

(翻訳:忍足 亜輝)

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