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アイビーリーグの大学に合格するのはとても難しい。だが、 ビルラ技術科学大学 (BITS)に比べれば、ハードルはまだまだ低い。
インドのピラニにあるBITSの本校キャンパスの合格率は、2012年のデータによると何と1.47%。世界最難関大学と言える。
毎年18万人以上がBITSピラニ本校に出願する。学部は主に工学と自然科学で、合格するのは約2600人。
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この私立大学は常にインドのトップ大学の1つにランクされており、工学部の最高峰である。2017年のCareer360のインドの大学ランキングでは3位だった。
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「BITSは私学ならではの強みがあり、インドの成熟した技術力と『できる』という起業家精神が特徴だ」と同校のオフィシャルサイトで述べられている。
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大学運営そのものは一般の大学と変わりない。教授は満員の教室で講義をする。しかし、学生は信じられないほど難しい試験にパスしなければ入学できない。入試科目は化学、物理、論理、数学で、75%以上の正答率が求められる。
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大学は入試の成績だけで合否を決定する。BITSはリベラルアーツの大学と違い、課外活動や学生が内に秘めた可能性などは考慮しない。
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BITSピラニ本校には複数が一室で暮らす寮がある。新しいキャンパスには個室を有する寮もある。
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入学希望者の増加に応えて、同大学は3年以内にキャンパスの新設も検討している。しかし、ピラニ本校では現在の合格者数を増やす予定は今のところない。
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[原文:Inside the world's most exclusive university, where the acceptance rate is just 1.5%]
(翻訳:十河亜矢子)