シェア自転車のモバイク、イギリス進出前に6億ドル調達 —— テンセント、セコイアが出資

モバイクの自転車

中国の多くの都市で目にするようになったモバイクのシェア自転車

Mobike

イギリス進出を控えた中国のシェア自転車モバイク(Mobike、摩拝単車)が、新たに6 億ドル(約665億円)の資金を調達した。ロイターが報じた。

モバイクが行った調達ラウンドに参加したのは、中国のIT大手テンセント(騰訊)やシリコンバレーのベンチャーキャピタル、セコイア・キャピタル など。

スタートアップのデータベース Crunchbaseによると、モバイクの累計資金調達額は現時点で9億2500万ドルに達した。

オレンジの車輪をトレードマークとするモバイクの自転車が登場したのはわずか1年前。今では中国の多くの都市で見られるようになり、シンガポールにも進出した。500万人のユーザーを抱え、1日の利用回数は2500万回。自転車はスマートフォンのアプリを通じて利用できる。

日本への進出も報じられているモバイクは、今月下旬にイギリスのマンチェスターとサルフォードで事業を展開すると発表。創業者の胡瑋煒(フー・ウェイウェイ)氏は「私たちはヨーロッパ最初の進出地として、マンチェスターとサルフォードで事業を始められることにわくわくしている」とコメントした。

テンセントCEOの馬化騰氏

テンセントCEOの馬化騰氏

REUTERS/Bobby Yip

「両都市は文化、イノベーション、テクノロジーにおいて昔からヨーロッパのリーダー的存在だ。モバイクはサービス導入に適した、成功可能性が高い都市を慎重に選択した」(フー氏)

マンチェスター市議会のリチャード・リース議長は「我々は、アプリベースの最先端のシェア自転車のスキームを、イギリスで最初に導入できたことに興奮している」とコメントを発表した。

リース議長はさらに「シェア自転車は活動的で環境に優しい移動を市民に促せる新たな方法であり、このスキームが機能するように、モバイクと密接に連携し検証評価していくことを楽しみにしている」と述べた。

モバイクの最大のライバルで同じく中国スタートアップのOfoは、配車アプリの滴滴出行(ディディ・チューシン)やロシアに本拠地を置くベンチャーキャピタルDST Globalなどから、5億8000万ドルの出資を受けている。

[原文:A Chinese bike-sharing startup is launching in the UK after raising $600 million]

(翻訳:浦上早苗)

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