F-35、パリ航空ショーで「ようやく」その実力をアピール

F-35

驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。

USAF

F-35は長らく「F-16など、従来の戦闘機のような機動性に欠ける」との批判に晒されてきた。だが、パリ航空ショーでのデモンストレーションは、そうした声を黙らせるだろう。

フルパワーでの離陸から、垂直上昇、そして木の葉のように下降する様子は、F-35が最高の戦闘機と同じような動きが可能であることを示した。事実、こうした動作は、最強の戦闘機F-22に倣ったものだ。

さらに驚くべきことに、F-35は今回のすべての動作を戦闘状態の仕様で行った。F-16は、ミサイルを搭載した状態でこのような動きはできない。一方、F-35は数千ポンドの爆弾やミサイルを内部ウェポンベイに搭載可能だ。

「初飛行から10年、F-35の能力と機動性を示す初めての機会となった。我々はようやくF-35の能力に関する長年の誤った情報を打ち砕くことができる」

テストパイロットのビリー・フリン(Billie Flynn)氏は、パリでAviation Weekに語った

デモンストレーションの動画はUS版のページで。

[原文:Watch the F-35 pull mind-bending aerial tricks at the Paris Air Show

(翻訳:増田隆幸)

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