社内飲酒禁止! ウォルマートが買収企業に注文するも、その後撤回

Jet.comのオフィス

ウォルマートは、Jet.comのオフィスにあったアルコール類を撤去した。

ウォルマートは、昨年9月に買収したECスタートアップJet.comに対して、オフィスでのアルコールを禁止し、品格に欠ける言葉遣いを改めるよう求めた。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた

ウォルマートは、ニュージャージー州ホーボーケンにあるJet.comのオフィスに外部の業者を送り込み、オフィスにあったアルコール類を撤去したと同紙は伝えている。

ウォルマートは、Jet.comの社内で行われていた、週に一度のハッピーアワーも廃止した。ハッピーアワーは、場所を近くのバーに移して続けられているが、参加する従業員は減ってしまった。

「面白くなくなった」と、Jet.comの幹部はウォール・ストリート・ジャーナルに語った。

だが、ウォルマートは方針転換を余儀なくされたようだ。同紙によると2、3週間前、Jet.comはオフィスでのハッピーアワーを復活させた。

社内での言葉遣いに関するウォルマートのアドバイスも、ほぼ無視された。

「長続きしなかった」と、Jet.comのマーケティングマネージャー、ジーニー・スリベンスキー(Jeannie Slivensky)氏は同紙に述べた。

2つの企業の文化的な衝突が浮き彫りになったが、これは成長に向けて避けられないことでもある。創業54年目のウォルマートが、スタッフの多くが最先端テック系スタートアップならではの、さまざまな特典を享受していた創業3年目のECスタートアップを買収したのだから、なおさらだ。

だが、ウォルマートがJet.comに合わせて方針を転換したことは、従来の方法が上手くいかなかった時には、柔軟に対応する同社の姿勢を示していると言える。

[原文:Walmart banned alcohol and swearing from Jet's offices — and it was a big mistake

(翻訳者:Tomoko A.)

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