スマホはラジオ以下 —— 想像以上に根強いアメリカのラジオ人気

旧来のメディアプラットフォームは、ゆっくりと消えていこうとしている —— 。これはテック業界の共通認識だ。

スマートデバイスが普及するにつれ、ケーブルテレビのような伝統的なプラットフォームの必要性は、年々目に見えて薄まっている。

新しいテクノロジーが我々に大きな変化をもたらしたことは明らかだが、既存プラットフォームの影響力を低く見積もるのは必ずしも賢明とは言えない。例えば、スマートフォンやパソコンに触れている人の数よりも、はるかに多くのアメリカ人が未だにラジオに触れている。ニールセンが行った調査をもとにStatistaが作成したチャートによると、他のどのメディアプラットフォームよりも、実は接触率が高いことが明らかになった。

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Mike Nudelman/Business Insider/Statista

レポートによると、2016年の第4四半期、アメリカでは約2億2800万人の成人が少なくとも週に一度はラジオを聴いていた。これはアメリカの成人の93%が、ラジオを聴いていることを意味する。しかもその数字は伸びているという。プラットフォームの接触率の2位はテレビ(89%)、3位はスマートフォン(83%)、それに続くパソコン(50%)やタブレット(37%)は差を開けられる結果となった。

しかし、これはあくまでもそのプラットフォームに接触したかどうかを聞いた結果で、実際の使用はというと、成人の場合、他の何よりもテレビを見ている時間が長い。また、スマートフォンの接触人口が昨年に比べ9%増加していることも見逃せない。

だが、ラジオがいまだ日常的に活用されているということは、オンデマンドストリーミングサービスの台頭が必ずしもその他の従来型のオーディオテクノロジーを絶滅させるものではないのかもしれない。ラジオが使用されるのは主に車の中で、人間が自動車を所有しなくなる時代を心配するのは、恐らく少しばかり時期尚早だ。

[原文:Radio is more popular in the US than you might expect]

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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