フランスは猛暑につき 男だってスカート履きたい

cafeglobeより転載(2017年6月28日公開の記事)

skirt

2017年6月21日、夏至。ル・モンド紙によれば、この日は、フランスで1945年以来最も暑い一日となりました。なにしろ、最高気温が37度を超える町が全国的に続出したのです。

南部はともかく、めったに、これほど高い気温にはならないため、一般家庭には冷房機器がないのが普通ですし、いまだに空調のないオフィスやレストランも珍しくないお国柄。働く人々にとっては、つらい週となりました。

トラム運転手のユーモア

フランスでは、公共交通機関も冷房を備えていない場合が多く、地下鉄はまだましですが、トラムなどガラス張りの狭い運転席の気温は、時として50度まで上がることも。これに音を上げたフランス西部の町ナントのトラム・バスの男性運転手たち。七分丈のパンツを認めようとしない会社に抵抗し、なんとスカートで出勤しました。確かに、スカートなら、社内規定で認められていますから、違反にはなりません。

その効果はあったようで、Le Parisienによれば、夏至の翌日、同社は、猛暑の折には7~8分丈のパンツ着用を認める方向で、規定修正を考えると発表しました。

英国男子学生の抵抗

実は同じく例外的な暑さに見舞われたイギリスでも、似たようなことがありました。こちらは、デヴォンのISCAアカデミーのティーンエイジャーたち。英ガーディアン紙によれば、制服に長いズボンしか認められていないことに抵抗した男子学生約30人が、女子の制服であるスカートで登校してきたのです。

こちらも、学校側は、最近の気温上昇を踏まえて、夏季の男子の制服について検討する用意があると、発表するに至りました。

制服規定がない環境でも、男性は暑いからと言って、女性のように、薄い素材の服や襟開きの大きなシャツで出勤できないのが辛いところ。男女均等を目指すなら、服装の自由度も男女平等にという声が聞こえるようなニュースでした。

それにしても、報道された男性たち、意外にスカートが似合うように見えるのは、私だけでしょうか。パンツよりスカートの方が涼しいことは、女性は誰もが知る事実。なんならこのままスカート着用を認めちゃっても良いんじゃないかと、こっそり思ったりしています。

Le monde,Le Parisien,The Guardian

photo by Getty Images

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