ユーザー数は伸ばし続けられるのか —— スナップチャットに3つの新機能

グラフ

BI Intelligence

この記事は、BI Intelligenceの「Digital Media Briefing」購読者に配信されたものです。詳細については、こちらをクリックしてください。

写真・動画共有アプリ「スナップチャット(Snapchat)」を運営するスナップは、ユーザーのエンゲージメントを維持するべく、最新のアップデートでいくつかの新機能を追加した。テッククランチが、7月5日(現地時間)報じた。

この機能は、iOSおよびAndroidアプリで全世界に公開されている。その注目すべき概要は以下のとおり。

  • ペーパークリップは、リンク追加機能。ユーザーがクリップボタンをタップし、表示される画面でURLを入力すると、アプリ内でサイトへ直接アクセスできる。これまでは、広告や提携パブリッシャーのコンテンツが閲覧できる「Discover」内でのみリンクを貼ることができた。この機能はユーザーの関心を高め、セッションを長時間維持することに貢献するだろう。また、この機能を使うパブリッシャー、ブランド、インフルエンサーに、収益化の機会をもたらす。
  • バックドロップは、背景追加機能。選択した被写体の背景に壁紙を追加できる。一方、ボイスフィルターは、ユーザーの声を加工できる機能(以前はカメラフィルターを使った場合にのみ可能だった)。バックドロップとボイスフィルターは、スナップにとって収益化のチャンスとなり得る。撮影場所に合わせて特殊なフィルターが写真に表示されるジオフィルター機能同様、独自のフィルターを作成する企業やユーザーから使用料が得られる。

発表された新機能のほとんどは、スナップの段階的な変化を示唆している。それらの機能はすでに、プラットフォーム上には存在していた。主な違いは、ユーザーが自分のスナップにリンクを貼れること(ペーパークリップ)と、ARレンズなしで声を加工できること(ボイスフィルター)だ。インスタグラムはすでに特定のユーザーに、「ストーリー」へのリンク追加を許しており、バックドロップやボイスフィルターに似た機能も追加すると見込まれる。

新機能は、スナップの最もアクティブなユーザーたちのエンゲージメント維持に役立つ。同社はユーザーを引きつけ、その成長の鈍化を食い止めたいと考えている。スナップは2017年第2四半期の数字を公表していないが、同社のユーザー数は伸び悩んでいる。その増加率は、2017年第1四半期で前年比36%増と、2016年第1四半期の約53%から鈍化した。この問題を解決しないことには、スナップはグーグルやFacebookに並ぶことはできない。

[原文:Snap's new features could drive user engagement (SNAP)

(翻訳:本田直子)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい