アメリカに空前のチキンブーム —— 2016年、急成長を遂げた5つのフードチェーン

フライドチキン

Hollis Johnson

「フライドチキン」という従来の型に収まらない新しいチキン・チェーンがアメリカで勢力を拡大している。

Nation's Restaurant Newsが6月にリリースした全米レストラン・トップ100のリストには、2016年に最も売り上げを伸ばした、急成長中のチェーンストアのトップ10が掲載されている。

これらのチェーン店の規模がアメリカ国内で最大というわけではないが、勢力を伸ばしていることは確かだ。

2016年に新規店舗を数十単位でオープンさせ、数百万ドル単位で売上を伸ばしているこれらのブランドには、注目すべきだろう。

アメリカでは、かつてないほどのチキンブームが起きている。2016年に急成長を遂げたブランド5つのうち、3つがチキンフィンガー、チキンウィングス、またはチキンサンドウィッチを販売しているチェーンストアだ。

アメリカ国内で急成長を遂げている5つのレストランチェーンをランキングで紹介する:

5位 チックフィレイ(Chick-fil-A)

チックフィレイ

Hollis Johnson

チックフィレイにとって、2016年は素晴らしい年だった。売上は16.9%増加し、店舗数も2000店舗を超えた。

390万ドル(約4億4000万円)に達した1店舗あたりの売上予測の高さが、チックフィレイの成功を物語っている。これは同業態のどの店舗よりも、チキンを扱うどのチェーンよりも高く、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の平均売上のおよそ3倍に相当する。

アナリストらは、質の高いカスタマーサービスが同社急成長の原動力と見ている。

4位 ウィングストップ(Wingstop)

ウィングストップ

Hollis Johnson

ウィングストップは2016年に売上を16.9%伸ばし、9億4330万ドル(約106億円)となった。既存店売上は13年連続でプラス成長となった。

CEOのチャーリー・モリソン(Charlie Morrison)氏は、チェーンの成功はいくつかのシンプルな概念を徹底したことによるものだと、Business Insiderに語った

「我々のブランドは、シンプルであることを信条としています。チキンウィングス、フライドポテト、そしてサイドメニューが売上の95%を占めています」

3位 マルコズ・ピザ(Marco's Pizza)

マルコズ・ピザ

Facebook/Marco's Pizza

770店舗を展開するこのピザチェーンがNation's Restaurant Newsの急成長ブランド・トップ5にランクインするのは2年連続。アメリカ国内で成長著しい同チェーンの2016年の売上は、17.1%増の4億8890万ドル(約550億円)を記録した。

新しい技術の導入により注文から配達までの工程がかつてないほど効率化され、変化の中にあるピザ業界は注目を集めている。オハイオ州トレドに本社を置くこのチェーンは、華麗にこのトレンドに乗っている。

2位 ジャージー・マイクズ・サブ(Jersey Mike's Subs)

ジャージー・マイクズ・サブ

Jersey Mike's

アメリカ国内で最も急成長しているサンドウィッチ・チェーン、ジャージー・マイクズは、売上を22.2%伸ばした。

1187店舗を展開する同チェーンは、過去3年にわたり、アメリカ国内で最も急成長しているチェーンとして、1位を獲得してきた。2016年は2位となったが、売上高8億2500万ドル(約950億円)は無視できない。

1位 レイジング・ケインズ(Raising Cane's)

レイジング・ケインズ

Hollis Johnson

テキサストースト(厚めのパン)やその他のシンプルなメニューで知られるチキンフィンガー・チェーン「レイジング・ケインズ」は、2016年に売上25.9%増という驚異的な成長を遂げた。

店舗数は310と、競合他社に比べ小規模ながら、過去1年間で59店舗をオープンするなど、急激な成長を遂げている。2016年には売上高6億4050万ドル(約726億円)となったレイジング・ケインズの背中を、チックフィレイは追わなければならない。

[原文:These 5 restaurant chains are taking over America]

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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