サブウェイが店舗デザインを一新、業績回復に貢献するか

新しくなった店内の様子

サブウェイの新たな店舗デザイン

Courtesy of Subway

サンドウィッチ・チェーンのサブウェイが、装いを新たに生まれ変わっている。

業績低迷に苦しむアメリカ最大の飲食チェーンは昨年、売上高が1.7%減少、アメリカ国内では359店舗が閉店した。同チェーンが店舗で純損失を出したのは、史上初めてのことだ。

サブウェイは、店舗デザインの一新が業績回復に貢献すると期待している。

すでにアメリカ、カナダ、イギリスなど12カ所で新しいデザインの店舗が展開されていて、アメリカでは85店舗が改装済みだ。

サブウェイの広報担当者はBusiness Insiderに対し、「全店舗の改装が最終目標だ」と述べた。同チェーンは、全世界で4万以上の店舗を展開している。

新しくなった店舗デザイン、その全容を紹介しよう。


新たなデザインは、これまでの典型的なサブウェイの店舗より、はるかに明るい。

サブウェイ_内観

Courtesy of Subway

より現代的になり、無料WiFiとUSB充電ポートを完備。

店舗内観

Courtesy of Subway

昨年、サブウェイはロゴを刷新。メニューも、特定の食材を抗生物質不使用のものに切り替え始めた。しかし、同チェーンは食生活の変化や、より健康的なファストカジュアルチェーンとの競争に、いまだ苦戦を強いられている。

ショーケース

Courtesy of Subway

新デザインの店舗では、食材の新鮮さを強調。ショーケースには、サンドウィッチの材料となる新鮮な野菜が並ぶ。

トマト

Courtesy of Subway

パンも、ベーカリーのように、蓋のないカゴにディスプレイされている。

パン

Courtesy of Subway

グルテンフリーのパンやメキシコのサルサソース「ピコ・デ・ガヨ」、自家製ピクルスなどの新メニューも登場。

店内

Courtesy of Subway

一部店舗では、セルフオーダーも可能。このシステムは、マクドナルドやWendy’s(ウェンディーズ)、Panera Bread(パネラ・ブレッド)など多くのファストフードチェーンですでに導入されている。

セルフオーダーシステム

Courtesy of Subway

あらかじめオンラインまたはサブウェイのモバイルアプリで注文し、店頭で受け取ることもできる。

サブウェイ

Courtesy of Subway

これまでに、アメリカのフロリダ州、カリフォルニア州、テネシー州、テキサス州、オレゴン州、ワシントン州の他、カナダのケベック州、イギリスのマンチェスターの12カ所で新たなデザインの店舗が展開されている。

夜間照明

Courtesy of Subway

[原文:Subway's newest restaurants look totally different

(翻訳:本田直子)

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