イーロン・マスク氏が予想する「自動車業界に起こる3つの大きな変化」

テスラのイーロン・マスクCEOの写真

電気自動車(EV)および自動運転車の生産台数は「急増する」だろうと、イーロン・マスク氏は言う。

YouTube/National Governors Association

7月15日(現地時間)に開催された全米知事協会(National Governors Association)の夏季会議に登壇したテスラのCEOイーロン・マスク氏は、同氏が考える今後20年間で自動車業界に起こる3つの大きな変化について語った。

共和党員で、ネバダ州知事のブライアン・サンドバル(Brian Sandoval)氏との対談で、マスク氏は電気自動車(EV)および自動運転車の生産台数は「急増する」だろうと述べた。

  • 「おそらく10年後のアメリカでは、新たに生産される自動車の半分以上がEVになるだろう」
  • 「10年後に生産される車のほぼ全てが、自動運転車になるだろう」
  • そして20年後には、「車からハンドルは消え、(ハンドル付きの車を所有していることは、まるで移動手段として)馬を飼っているのと同じになるだろう」

マスク氏がEVや自動運転車の開発に熱心なことは、よく知られている。テスラは、今月末から同社初の大衆向けEV「モデル3」の出荷を開始する予定だ。またマスク氏は、自動運転機能「オートパイロット」の開発に力を入れるテスラは、2017年末までにロサンゼルスからニューヨークへ、完全な自動運転により移動してみせると述べている。

ただし、マスク氏は自動車の「生産」に限って語っていることも、明確にしている。

「新たに生産される車は、あくまでも流通している車全体の5%に過ぎないことを念頭においておく必要がある」

マスク氏は、公道を走る車の大半がEVもしくは自動運転車になるまでに、25年はかかると言う。

フォードやGM、グーグルの親会社アルファベット傘下のWaymo(ウェイモ)は、それぞれ4年以内に自動運転車を発売することを計画している

また、同じく4年以内に、フォード、GM、フォルクスワーゲンは、それぞれ独自のEVでテスラと競合する予定

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは今月、 2017年版のEVに関する展望を発表。バッテリー価格の低下に伴い、2040年までに全世界で流通する車の3分の1がプラグイン電気自動車もしくはプラグインハイブリッド自動車になるとしている。また8年後には、EVの価格は、従来のガソリンエンジン車と同程度になるとの見方も示している。

マスク氏のインタビュー全編はこちら。

テスラの最新の株価はこちら

[原文:Elon Musk predicts the 3 biggest changes hitting the auto industry in 20 years (TSLA)

(翻訳:Yuta Machida)

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