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Appleは今後数カ月「iPhone 7の需要減」に直面するだろう ― 。モルガン・スタンレーは、クライアント向けの報告書にそう記載した。
報告書は「新しいiPhoneの発売が予測され、現行モデルの出荷数が落ちる」「買い替え需要に先行して起こる需要減のため、iPhoneの収益予測を2017年は3%下方修正した」と述べた。
多くの消費者はスマートフォンを2〜3年のサイクルで買い換えることから、かなりの数のユーザーが新モデルへの買い替えを考えていると想定される。
しかし、iPhone 8が発売されるという予測は、今後半年間のiPhone 7の売り上げを激減させると、報告書は結論付けた。
モルガン・スタンレーはそれでもAppleを一番の有望株と位置づけているが、「3月の決算報告を待っている」
報告書はまた、2018年、iPhoneの売り上げは20%増加すると予測している。
Appleの売り上げは、四半期単位で見ると、3回連続で減少している。ホリデーシーズンのある9〜12月期は、Appleにとって一番の稼ぎ時。1月31日に売り上げ報告が行われる予定だ。
[原文:Morgan Stanley cuts Apple estimates and predicts an iPhone 7 sales slump for 2017 (AAPL)]
(翻訳:Satoru Sasozaki)