民主党議員が欠席してくれたら「我々の席が増える」とトランプ氏。
Screenshot via Fox
民主党の議員50人以上が自分の就任式をボイコットしても、トランプ次期米大統領は気にしないようだ。
18日水曜日(現地時間)に放送されたニューストーク番組「Fox and Friends」のインタビューで次期米大統領は、就任式に欠席者が出ることをまったく気にしていないようだと伝えられた。それも、主催者側がより広いスペースを使えるからという理由で。
「人が来ないのは問題ない。我々は喉から手が出るほど席が欲しいのだから。欠席者はわたしにチケットを譲っていただきたい」と、トランプ氏はコメントした。
議員が次期米大統領の就任式を欠席する動きは、アメリカ公民権運動を率いるジョージア州の政治家ジョン・ルイス(John Lewis)議員が就任式をボイコットすると金曜日に発表したことをきっかけに、大きく拡大した。
ルイス議員の発表に対し、トランプ氏は週末に猛反撃。ルイス議員の地区を「劣悪で、犯罪がはびこっている」とTwitterで罵った。
ロイターによると、トランプ氏の大統領就任式には80万人が出席すると見込まれている。2009年のオバマ米大統領の就任式には約180万人が出席したことと比較すると、「控えめ」になりそうだ。
大統領就任イベントへの出演オファーを断るアーティストも出ていると伝えられている。
[原文:Trump implies he's glad Democrats are boycotting his inauguration: 'We need seats so badly]
(翻訳者:にこぱん)