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国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデン氏がロシア市民権の取得に乗り出す見通し。
ガーディアンによれば、同氏がロシアでこの先3年間の滞在が許され、来年にはロシア市民権を申し込むことができるという。スノーデン氏の弁護士であるアナトリ・クチェレナ(Anatoly Kucherena)氏がニュース番組で語った。
AP通信によると、スノーデン氏は今後もロシア情報当局と連絡を取り合い、ロシアとつながりが深いウィキリークスを支援していく。
17日火曜日(現地時間)、オバマ大統領が、米陸軍の元情報分析官でウィキリークスに情報を漏洩したチェルシー・マニング氏への恩赦を発表した際、ホワイトハウスの報道官ジョン・アーネスト氏は、スノーデン氏の件についてこう発言した。
「スノーデン氏は、民主主義を脅かそうとしている敵国へ逃げ込んだ」
つまり、オバマ大統領も、他のどの米大統領も、スノーデン氏が帰国してマニング氏のように法の裁きを受けるまでは、恩赦を与えることはないだろう。
[原文:Edward Snowden could soon be on the path to Russian citizenship]
(翻訳:日山加奈子)