星野リゾート
星野リゾートは19日、「星のや」ブランドで展開している宿泊施設をインドネシア・バリ島にオープンすると発表した。同ブランドにおける海外進出は初。
「星のやバリ」は、2012年にユネスコ世界文化遺産に登録された伝統的な棚田に面したリゾートホテルで、約3ヘクタールの敷地に30の客室を備えている。毎日新聞によると、投資額は約15億円。同社にとっては国内外あわせて37軒目の施設となる。
星野リゾートは、国内を中心に老舗施設の再生を行ったり、リゾートホテルや高級旅館を展開してきた。今後、同社の更なる海外展開に注目が集まる。ここ数年、国内のホテル各社は、東南アジアなどで事業を拡大する傾向にある。海外における認知度をあげることで、訪日外国人の取り込む狙いがあるようだ。
「星のやバリ」の客室は、伝統建築であるヴィラタイプで、それぞれが独立。敷地内には最長70メートルのプールが3つ配置され、すべての客室から直接入ることができる。