機内持ち込み手荷物に制限 —— アメリカン航空の新格安クラス

アメリカン航空での空の旅が、前よりも手頃な価格でできるようになった。

1月18日水曜日、この世界一大きな航空会社は、導入間近の低価格クラス｢ベーシック・エコノミー・フェア・クラス｣の詳細を公開した。

｢アメリカン航空は今や、 シンプルで低価格な旅を希望するお客様から、ファーストクラスで最高級の体験を希望するお客様まで、どんなお客様のニーズにも対応できます｣と、アメリカン航空社長のロバート・アイソム （Robert Isom）氏は発表した。

アイソム氏によると、この新しい価格帯のクラスは、増加傾向にある超低価格のライバル社との競争で優位に立つためだと言う。

最安値の航空券ということで、従来、空の旅には当然だと思われてきたサービスのほとんどは、残念ながら提供されない。

その違いがもっとも顕著なのは、機内への持ち込み手荷物だ。ベーシック・エコノミーの旅客は、座席の下に収まる大きさの貴重品バッグは持ち込み可能だが、頭上の棚に入れる必要がある荷物の持ち込みは禁止されている。

これは、11月に発表された米ユナイテッド航空のベーシックエコノミー運賃クラスを反映する方針。

[原文：American Airlines is banning carry-on bags and overhead bin use for basic-economy passengers］

（翻訳者：にこぱん）