Meituフィルタで俳優ライアン・ゴズリングを加工した。
Getty/BI Illustration
中国で人気の写真加工アプリが突如として欧米諸国でも爆発的人気を擁している。大きくてキラキラ加工された目が特徴的でブラシをかけ加工された写真がソーシャルメディアを埋め尽くしている。
元々2008年からサービスを提供していたMeituだが、1月17日火曜日にApp Storeの「おすすめ」に登場して以来、一夜にして成功を収めた。
ステッカー、Instagramのようなフィルター、写真をレイアウトできる機能など、Meituは他の写真加工アプリと似ている部分も多い。
しかし、その強みはSnapchatのフィルターを強力にしたような機能、「手描き」モードにある。手描きモードでは顎のラインをスリムにしたり、目を大きくしたり、キラキラした特殊効果を写真に加えることができる。
ユーザーの顔を漫画のようにするだけなのだが、ソーシャルメディア上で急速に広がっている。
このアプリを作っている香港にある会社IPOed は昨年12月、46億ドル(約5200万円)の評価額を受けたが、欧米のユーザーからも人気を博していることを投資家が知れば、評価額はさらに上がると予測される。
以下はユーザーの感想だ。
これがMeituで加工した写真だ。「手描き」フィルター、ぼかし効果、スタンプで“デコった”。
Kif Leswing
アプリの使い方はこうだ。まずアプリを開く。英語にも対応しているものの、アジアのユーザー、とりわけ女性が主にターゲットとされている。しかし全てのユーザーが楽しめるように設計されている。
Meitu
インカメで写真を撮った後、Instagramのようなフィルターを追加することができる。まるっきり変身するわけではないが、少し加工を加えられる。「若返り」フィルターだ。
BI
エアブラシの量とフィルターの効果を調節することもできる。
BI
しかしMeituの本当の魅力は手描きフィルターにある。これが「エンジェル風」。
BI
まるで自分じゃないみたいだ……。
わたしのお気に入りは中国の旧正月バージョンだ。
BI
しかし最後には、ゴスっぽくなる「男爵風」に落ち着いた。
BI
すでにドナルド・トランプをデコり始めたユーザーも。
人間に見えなくなるまで手描きフィルターを加えるのも結構面白いかもしれませんね。
iPhone、Androidともに利用できる。エンジョイ!
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iTunes App Storeからダウンロードはこちら。Google Playはこちら。
[原文:A $4.5 billion photo app that is huge in China is trending in the US — here’s what it does (AAPL)]
(翻訳:Satoru Sasozaki)