36年ぶりに百貨店の売上高が6兆円を割る

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Yuya Shino/Reuters

日本百貨店協会が20日に発表した2016年の全国百貨店売上高は、前年比2.9%減の5兆9780億円で、2年連続のマイナスとなった。6兆円を割り込むのは1980年の5兆7225億円以来、36年ぶり。主力の衣料品が低迷しているほか、訪日外国人による免税売上高も一時の勢いがなくなっている。

全国百貨店売上高は、1991年の9兆7130億円をピークとして、その後市場は約4割減となっている。2016年はうるう年で営業日が1日多かった2月を除き、11カ月はマイナスでの推移となった。

免税売上高は5.3%減の1843億円。購買客数は18.5%増と拡大しているものの、単価の下落が影響している。

12月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比1.7%減の6942億円と、10カ月連続のマイナスになった。

12月は主要5品目のうち、衣料品や食料品などが引き続き前年割れとなった。ただ雑貨だけは化粧品の好調や株高効果による美術品などの回復で、5カ月ぶりに前年を上回った。顧客別にみると、国内市場が2.0%減とふるわなかった一方、インバウンドは為替の影響もあって8.3%増の192億円と9カ月ぶりに前年を上回った。これは単月の売上高としては、過去2番目の水準となる。

調査対象の百貨店は81社・234店舗。東京地区は前年比1.0%減と、5カ月連続マイナスとなった。

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