ソロスファンドマネジメント創立者 ジョージ・ソロス氏
Thomson Reuters
億万長者のヘッジファンドマネージャー ジョージ・ソロス氏は1月19日木曜日(現地時間)、トランプ次期大統領は「ペテン師で嘘つき。いずれ独裁者になる」とする自身の見解を繰り返し述べた。
86歳のソロス氏はダボス会議で、次期大統領は失敗すると確信していると語った。
「彼は“異なる形”の政府を支持している。それは開かれた社会とは正反対の政府だ」。ホロコースト生存者であり、ハンガリー人の移民であるソロス氏は言った。「独裁政治かマフィア国家とでも呼んだ方がいい」。
加えて、トランプ氏は「下手をすると独裁者になる」とし、しかし、アメリカはそのシナリオを防ぐ強さを兼ね揃えていると述べた。さらにトランプ氏の考えを「本質的に自己矛盾している」と指摘し、その矛盾は「トランプ氏の顧問たちを見ればわかる」と言う。
「今まさに不確実性はピークに達している」
「トランプ氏がどう動くかを正確に予測するのは不可能だ。なぜなら彼自身、考えがまるでまとまっていないからだ。彼は勝利すると思っていなかった。自分のブランドを作ろうとしていただけだったのだ」。
[原文:GEORGE SOROS: Trump is a con man and he will fail]
(翻訳:Wizr)